新着情報 / What's New
2017年3月16日(木) 13:15〜18:30
第64回応用物理学会春季学術講演会
パシフィコ横浜 (神奈川県横浜市)

次世代ニューロモルフィックハードウェアにおける機能性酸化物の役割

【概要】
近年、人間の脳を模倣した次世代の情報処理ハードウェア 「ニューロモルフィック
ハードウェア」 に向けた研究が活発化しています。この新しい分野では、材料・
デバイスレベルからの幅広い知識の融合が不可欠であり、機能性酸化物研究に新しい
フロンティアを提供しています。本シンポジウムでは、機能性酸化物の観点から、
国内のパイオニアの方々にその最前線について講演していただきます。
設立の背景
酸化物の持つ多彩な機能を活用して、新原理トランジスタや超大容量不揮 発性メモリの実現を目指した研究開発が最近になって活発化しています。 透明酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタや、2元系遷移金属酸化物を 用いた抵抗変化ランダムアクセスメモリはその代表例です。これらの背景 には、酸化物ヘテロ接合の原子レベル制御技術の進展による物質科学の フロンティア開拓と高誘電率ゲート絶縁膜材料としてSiO2に替わる新しい 酸化物をシリコンテクノロジーに導入する技術開発がタイムリーに進展し、 新しい材料と既存のエレクトロニクスとの融合を図る技術が高度化しつつ あることがその大きな推進力となっていると考えられます。
当新領域グループは、応用物理学会ならではの多彩な研究背景を持つ研究 者群を母体とし、大分類分科を横断して関連する研究者間の連絡をはかり、 機能性酸化物に関する新研究分野の創出に寄与することを目指して設立さ れました。